RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

豚骨らーめん 道(2)@川崎 2020年3月23日(月)

丁度二ヶ月ぶり、二度目の訪問。

jyn1.hatenadiary.com

 店頭には前回にはなかったA看板。

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でもこれだとまるっきり『壱六家』みたいなんだけど。


13:15の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は二でなかなかの繁盛。


券売機は入り口左手。

食したのは、
油そば並1.5玉。
値段は850円。

食券を渡そうとすると麺の硬さの確認が。
油そば》でも対応するんだろうかと思いつつ
そのままでお願いする。

ランチタイムはライスが無料とのことなので
ちょっとだけをリクエスト。


7分ほどで漆黒の丼に入った一杯が供される。

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随分と量が多くないか。

 

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チャーシューは小さめの乱角が一掴み。

刻み海苔もちょこんと盛られている。

 

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中央には鶉の玉子が一つ。

くったりと茹ったホウレン草が一掴み。

 

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メンマも随分とたっぷりめ。
さくりと歯が通る軟らかさ。


下の方に汁が溜まっているようなので
先ずは撹拌することに専念する。

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中、厚みある平、軽く捻じれ。
表面は滑らか。

芯までしっかり茹り、ややくた気味。
その分、もちりとした噛み応え。

量は200g強はあり、そこそこお腹が膨れる。


味付けは、出汁+カエシ+油。

油や醤油は軽めで旨味がそこそこありつつ
軽い酸味も。

飽きの来ない味付けで
味変無しでも最後までそのまま食べ切れる。

 

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ちょっとだけ、とお願いしたライスは
なかなかの量。

意図的に残した具材に投入、
よく混ぜて綺麗に掬いきる。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


《つけ麺》にも興味ありだけど
その前に《塩》だね。

ラーメン専門店 本家 第一旭@新宿御苑前 2020年3月21日(土)

【3番出口】を出て左手に
最初の角を左折し50mほど歩いた右手。

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店内は厨房を囲むL字型七席と
壁に向いた三席のカウンター。

11:05の入店で先客は七。その後
食べ終わって出るまでの来客も七。

ここも比較的行列店の認識も
時節柄かさほどの混雑にはなっておらず。


券売機は店の外右側。

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食したのは、
ラーメン大+煮玉子。
値段は880+100で980円。

店員さんに食券を渡すと
麺の硬さの確認が。

硬めをお願いし着席。


9分ほどで受け皿に乗った丼に入った一杯が供される。

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第一印象は
かなりがっつりしているな、と。

 

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葱のインプレッションが凄い。
増さなくてもそこそこの量。
そしてこれがスープに著しく合う。

 

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チャーシューは花札大の薄めが五~六枚。
味が染みて美味しい。

 

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トッピングの玉子の黄身はとろんとし
白身はしっかり固まり、色は付いてなさそうに見える。

が、半分を一口で食べれば
軽く大蒜のような味わい。

 

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麺は細、ストレート。
表面粗目でぱつんとした見目。

口当たりはすんなり。さくりと歯が通り
歯に纏わりながらもすとんと胃の腑に落ちて行く。

量は200gほどか。


スープは豚醤油。
やや濁りの有る琥珀色。

見た目ほどの鹹さはなく、気持ち良くすっと飲めてしまう。

塩分が気になるので、葱を追いかけながら半分ほどを飲む。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


周囲のオーダーを見ていると
《九条ネギ増し》やら《チャーシュー麺》やらのオーダーが多し。

どちらも頷ける。

らーめん 鴨to葱@御徒町 2020年3月20日(金)

この機会に、普段は行けない行列店に
(勝手に)並んでみるシリーズ第三弾(笑)。


【北口】から【春日通り】を渡り
御徒町駅前通り】に入り100mほど北上した左手。

10:35の着で一番乗り。

意外とたいしたことないなと思ったら、
周辺店への迷惑を慮ってのことだろう
10:30前には並ばないようにとの張り紙が
並び方指南と併せて店頭に。

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そ~ゆ~ことだったのね。

その後は続々の来客で
開店時には軽く二十人を超える並びに。

10:45には店員さんが出てきて店外の券売機に電気が入り
食券を買うよう促される。

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食したのは、
鴨汁つけそば+煮卵。
値段は950+100で1,050円。


10:52には再び出て来た店員さんから食券徴収、
葱種と大蒜量の確認が。

前者は二種の中から
①丸太白葱を
後者はナシでお願いする。

定刻通りに引き戸が開けられ入店。

店内は厨房に向いた角が欠けた
逆L字型十一席のカウンター。


4分ほどで先に煮卵が別皿で、
更に2分後に麺とつけ汁が同時に供される。

 

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随分と涼やかな更に美しく盛られている。

中、厚みある平、ストレート、軽くウェーブの全粒粉。
きりっと〆られ表面は艶々。

表面はつるっと心地好い口当たり。
むちんとした噛み応えに、麦の香りがほわんとし、
すっきりした喉越し。

量は200gないくらいで、少々フラストレーション溜まる。

 

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麺の上には穂先メンマが数本。
薄味で軟らか。

青葱もぱらりと振られている。

 

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つけ汁は鴨出汁。
表面には厚めの透明の油。

気を付けながらちょっと口を付けると・・・・、
あちちち!予想通りの熱さ(笑)
あうやく火傷しそうになる。

素性の良い醤油の旨味と軽い鹹さ、
品の良い味醂の甘み。

鴨の味はがつんとは響かないけど

素材由来のクセのある渋味が
軟らかく口中に広がる。

最後はポットに入り供された
割りスープをさらっと注ぎ
熱々のところを塩分を気にしながらほぼほぼ完飲。

 

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中には件の白葱がやはり熱々で。
ねぎまの殿様〕にならぬよう注意して口に入れる。

脂の付いた鴨肉が数個。そこそこの噛み応え。

 

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トッピングの玉子の表面は濃く色付き。
半分に割れば黄身がとろっと流れ出す。
濃厚な旨味も、もうちょっと固めが好みかな。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


まるっきり《鴨南蛮》のラーメン版。

つけ汁のチューンがかなり優しめ。

めん徳二代目つじ田@新橋 2020年3月18日(水)

関連店へはそこそこ行っているものの
本丸の『つじ田』へは
十五年ほど前に一号店の『麹町店』に行ったきり。

tsukemen-tsujita.com

久々に基本の味を確かめたくて。


10:55の着で、おや、まだ暖簾が出ていない。

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入り口の方に回ると「機器調整のため
11時開店」との告知文。

他の客はゼロだけど、今日は陽が当たってぽかぽかだし
脇のベンチに座って少々待つとするか。

3分後に店員さんが出てきて券売機に電源が入る。

食券を買い店に入ろうとすると
「まだ入れないでね」と、奥からの声。

おや、そうなんだね。

食券はその場で徴収され
入店できたのは告知通りの11時。


店内は厨房を囲むL字型十二席のカウンター。

その後
食べ終わって出るまでの来客は九でなかなかの繁盛。

 

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食したのは、
味玉つけ麺(300g)。
値段は1,000円。

麺量200gと同料金。


入店から17分と随分と待って
麺とつけ汁が同時に供される。f:id:jyn1:20200319075831j:plain

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お馴染みの酢橘が半分添えられている。
ちょっと種が多めだな。
これは後で振り掛ける味変用。

麺は中、ストレート。表面は瑞々しくぴかぴかと輝く。
割り箸で持ち上げても、つるっとするほど滑らか。
口当たり良くもちもちの噛み心地。
量は確かに300g。

 

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つけ汁は動物系+魚介系。
ややの粘度あり濃厚。

軽く芳ばしさも香る。

 

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中には大人の掌大のチャーシューを
三等分したもの。
ほろほろと軟らか。

 

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メンマはしゃくしゃくとした口当たり。

 

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トッピングの玉子の表面には薄い色付き。
半分に割れば黄身の芯がとろりとした絶妙の茹で加減。
ねっとりした旨味も良好。

 

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添えられている小さな短冊大の海苔は
味が濃く相当の美味しさ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


カロリーを気にしながらも
中途ウリの黒七味も振り掛け
つけ汁をほぼほぼ完飲。

最初食べた時に感じたインパクトはもうないけれど、
ありがちな{動物魚介系}とは一線を画す出来。

でもちょっと高いけどね。

らーめん 谷瀬家(2)@新橋 2020年3月16日(月)

呑みの後の〆のラーメンはもうやめようと
ココロにカタク誓ったハズなのに
誘われるまらふらと。
意志薄弱さが随分と恨めしい。

もっとも、標題店を推したのは
自分なのだが(笑)。

人気店だけあって
21時過ぎでも空は三席ほど。

連席が空くまで、
寒風の中を少々待つ。

中を覗き込むと、酔客の男性・女性のカップルが複数組。
これは時間が掛かるかもだね、と
人数確認に出て来た店員さんに話して苦笑い。

ただその後も来客は続々。
店頭には常に並びができる状態。


食したのは、
特製らーめん中。
値段は900円。

2~3分の待ちで中に入り
麺硬め だけをお願いする。

ライスはさすがに入る余地がないなぁ。


数分で目の前に置かれた熱々の一杯。

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寒い夜にはぴったりで。

 

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チャーシューは大人の掌大
3㎜厚のロース肉が二枚。

軟らかいし、大きいので食べでがある。

 

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海苔は大判、ぱりぱりのヤツが五枚。
香りも厚みも上々。

 

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ホウレン草は他の具材の影でひっそりと。
かなりくったりした茹で加減。

半熟玉子半分は変わらず上出来。

 

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麺はやや細、ストレート、軽くカール。
一本は短め、表面はつるりとし、はむっと啜り込めば
ぽくっとした口当たり。

量は200gちょっとか。


スープは濃厚。
夜の時間帯ということもあろうか
濃度は更に増しているみたい。

当然の如く完飲はせず。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


二回目の訪問だが安定の美味しさ。

ただこの状態での《中》は少々お腹に応えた。

鶏そば みた葉@新宿 2020年3月14日(土)

靖国通り】から【新宿区役所】脇の道に入り
200mほど行った先の左手。

奥まった場所に在るので

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店先の看板が目に入らないと
見逃してしまうかも。

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店内は厨房を囲むコの字型十六席のカウンター。

11:55の入店で先客は九。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。


券売機は入り口正面。

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食したのは、「限定」の表示がある
鶏二郎ラーメン。
値段は800円。

直前に複数の客がわっと入って来たようで
女性二人で回している店内は余裕の無い状態。

「暫らくお待ちください」との声が掛かり
3分ほど待って漸く「お待たせしました」と食券徴収。

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野菜マシマシ、ニンニク抜きでお願いする。

14分ほど待って
小さめの丼に入った一杯が供される。

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野菜は良い感じに盛り上がっている。

丼の縁からはみ出したモヤシは本家インスパイアか(笑)。

 

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野菜の上にはたっぷり背脂。

 

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しゃき感の残るモヤシを主体にキャベツもそこそこ。

しかしこのキャベツ、芯の部分が多く、オマケにかなり生に近い。
そのまま食べようにも全く歯が立たず、一旦スープに沈めることにする。

それでも脂を頼りに、蓮華でスープを廻し掛け、
モヤシを半分ほど食べてから天地を返す。

 

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麺は中、厚みある平、捻じれ。表面は滑らかな濃い麦色。
ずるっと啜れ、もっちりとした噛み応え。

量は表示通り200gほど。
軟らかめの茹で加減で格闘感や醍醐味には欠ける。


スープは鶏醤油。
色見も合わせてそれほど濃さはない。

醤油の鹹さも控えめで、一方で脂の甘みやコクも薄め。
ある意味優しく、すいっと頂ける。

ま、それでも大部分は残してしまうのだが。

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チャーシューの代わりに単一乾電池大の唐揚げが二個。
衣はかりさく、中の身には大蒜醤油味が軽く沁みている。

そのままでもスープに漬しても美味しい。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


固めの野菜に手こずり、
食べ終わるのに9分ほど掛かってしまった。

量自体はたいしたことなかったんだがなぁ。

麺屋 味方(8)@新橋 2020年3月11日(水)

前回訪問時に

jyn1.hatenadiary.com

 隣席の人が食べているのを見て
「限定」だった《塩》がレギュラーメニューに昇格したらしいことを知る。

もっときちんと、券売機を見とけってハナシ。

熱い汁モノは、これ以上暑くならないうちにと思い立つも
今日の東京の最高気温は20℃超え、汗だくになっちゃうかもだね。


11時丁度の着で二人の待ち。
中を覗き込むと既に二人が丼を抱え食事中。
これならそうは待たないだろうと、一旦入店し食券購入。

その後食べ終わって出るまでの来客は二で、
標題店にしては空いている。


食したのは、
塩ラーメン+豚増券。
値段は800+100で900円。

4分後に店主が出てきての麺量確認に
250gを申請。


が、先ロットの客がなかなか席を立たない。
やたら胡椒を振り掛けたり、水を飲んだりで
全くはかが行かず。

そうこうしている内に自分達のロットの麺上げが始まり、
おいおい麺が伸びちゃうよと気をもみつつ待てば
漸く一人が丼をカウンターに上げる。

その人が席を立つと同時に
「お入り下さい」の声掛けで11:15に店内に。

食券を出す前にトッピング確認。
野菜マシだけをお願いする。

 

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う!豚が凄いコトになっている。

 

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一つは大人の掌大4㎝厚のバラ巻。
もう一つは子供の掌大乍ら5㎝超。

前回ちょっと寂しかったので増してみたんだが、
まさかこれほどとは・・・・

が、大丈夫かしら、との思いは全く杞憂。

脂肪はふわとろで軟らかく、赤身にはすっと歯が通る。
箸で持ち上げれば自重で崩壊するほど。

醤油味と調味料由来と思われる軽い酸味、
しつこくないこともあり
問題なく食べ切る。

 

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野菜はくったり。
モヤシに少々のキャベツが一掴み。

そのまま二口を食べるも、色付きの割には無味なので
早々に天地を返す。

 

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麺は極太、平、捻じれ。

茹で時間と、麺上げから少々経ったためか
芯まで火が通り、格闘感には欠けるも、もちりとした噛み応え。

これはこれで好きだなぁ。もむもむと咀嚼すれば
麦の味が流れ出す。

ただ量は250gないんじゃないか。

 

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スープの表面には透明の油が厚めに。
唇がぺたぺたになるくらい。

塩味は強めも、しょっぱさは醤油ほどではない。

なかなか美味しいけど、山葵や柚子胡椒で味変した方が
より良かったかも。

 

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健康を考えてかなりを残す。
色見は意外と茶濁してるもんだな。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


食べ終えるのに7分掛かったのは
偏に豚が大きかったから。

でも、次回も増してもイイな。